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それぞれの中に幾つもの過ぎた季節の記憶がある。

折田克子作品『夏畑』(1983年初演)

2023年6月24日・25日 上演

ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2023

撮影:(株)エーアイ

【公演情報】

 

新国立劇場2022/2023シーズン ダンス

日本の洋舞100年・第4弾

ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2023

DANCE ARCHIVES in Japan 2023

 

2023年

6/24(土)25(日)両日14:00 

新国立劇場中劇場

料金 S:6,600円 A:4,400円

一般発売日: 2023年4/29(土・祝)

日本独自の創作舞踊のパイオニアたちの作品を復元上演する企画の第4弾です。

江口隆哉、石井漠、石井小浪、石井みどりらの下でダンスを始め、ともにその独創性と国内外での幅広い活動によって、日本独自のモダンダンスの第一人者として活躍した3人の女性舞踊家、芙二三枝子、折田克子、そしてアキコ・カンダ。その代表作をアーカイヴ上演し、日本の洋舞の原点を確認すると共に、「今」そして「未来」を展望し、日本人の魂に光をあてます。

プログラム:

芙二三枝子『土面』(1972年初演) 

出演:高瀬譜希子、中川賢 ほか

 

折田克子『夏畑』(1983年初演) 

出演:平山素子、島地保武

 

アキコ・カンダ

『マーサへ』より三章「運命の道」(2002年初演) 

出演:折原美樹 ほか

『バルバラを踊る』より(1980年初演) 

出演:中村恩恵

主催・制作:新国立劇場

制作協力:(一社)現代舞踊協会ダンス・アーカイヴ企画運営委員会

正田千鶴 片岡康子 加藤みや子 波場千恵子 池田恵巳

【作品『夏畑 Endless Summer』】  

 

「それぞれの中に幾つもの過ぎた季節の記憶がある。」

1983年、舞踊作家協会主催公演で共通テーマ「LIFE」のもと初演。

折田克子と泉勝志による伝説的なデュエットのひとつです。その後、振付、構成、使用曲に改訂を重ね、群舞シーンも徐々に加わって、大作に発展しました。夜着である綿入の「どてら」と、すっぽりと顔を覆い隠す大きなつばの麦わら帽子も、作品の重要なメッセージです。

 

☆ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2023での上演はデュエットバージョンです。

振付:折田克子                        Choreography by ORITA Katsuko

音楽:マラン・ゴゾフ          Music by Marran GOSOV

出演:平山素子、島地保武       

Performers: HIRAYAMA Motoko, SHIMAJI Yasutake

撮影 : スタッフ・テス(株)

撮影 : (株)エー・アイ

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【振付家 折田克子 ORITA Katsuko】  

 

母である石井みどり(石井漠の高弟)に師事。父は作曲家、ヴァイオリニストの折田泉。1950年と55年、全国舞踊コンクール第一位文部大臣賞受賞。天才少女の名をほしいままにし、10代にして公演を開催。61年『体』(石井みどり)で芸術祭個人演技賞受賞。68年、現代舞踊家初の文化庁派遣芸術家在外研修員として渡米。帰国後は舞踊作家としても本格的な活動を開始、独創性溢れる作品の数々を国内外で発表し「東洋と西洋を融合する超自然的表現」と評される。97年新国立劇場オープニング記念公演で「梟の唄」を発表。87年江口隆哉賞、97年東京新聞舞踊芸術賞、ニムラ舞踊賞他多数受賞。2003年紫綬褒章、09年旭日小綬章受章。主な作品に『憶の市』『パラダイス・ロスト』『アリスの長い午後』『夏畑・エンドレスサマー』『杜の譜-カナリヤ抄』『隣の楽園』など。(一社)現代舞踊協会常務理事を務めた。18年10月逝去。

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撮影 : 河野美代子

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